その素材
浴衣の着付けをする前に浴衣について知ることも大切です。
綺麗な浴衣の着姿を作るのも、しっかりとした知識があってのこと。
浴衣には素材と染め方法がいろいろあります。
浴衣を誂える時には生地選びから始まると思いますが、生地にも沢山の種類があります。
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まずは素材について紹介したいと思います。
・コーマ生地
平織りの木綿で、代表的な浴衣地になります。洗濯にも丈夫で長持ちします。
・綿紅梅生地
薄手の地に太めの糸で細かい格子状に全体を織ったものです。
その格子の凹凸から勾配=紅梅と名が付きました。
涼しさを感じさせてくれます。
また半衿をつけて夏の着物にもなります。
・綿絽
絽目の織物で綿素材です。
絽目とは、細かく穴が重なるように織ってあります。
その折の隙間のことを絽目といいます。
透け感が素敵な夏の着物として半衿をつけて着用できますので、ワンランク上の浴衣になります。
・綿縮
小さなしわ加工された生地で、シャリっとした感触で肌触りの良いのが特徴です。
・長板中形
長板本染中形の略称です。
江戸時代に発祥して明治時代に大流行しました。
藍色を地にして模様を白で染め抜いたもの、白を地にして藍で模様を付けたものと2種類あります。
また長板とは樅材で、長さ6m36cm、幅43cmの板の事です。
この長板の両面に中形1反も木綿生地を張り、防染の型付をすることからこの名があるのです。
・麻
古くから世界中で、木綿が普及する前に庶民の衣服に用いられていた繊維です。
固い手触りですが、肌触りは良いです。
丈夫な生地で水の吸収、発散が早く夏にはとっておきの着物織物になります。
他にも細かく種類があります。
最近では低価格で浴衣が売られていますが、伝統的な素材の本格的な浴衣を一枚持っていると素敵ですし、着付けから違いが現れますので、是非一枚は持っていたいものです。
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